少しは知っておきたい葬儀の基本的なマナー。ここでは基本的な葬儀のマナーについて説明します。|葬儀のマナー
葬儀のマナーは地域の特性や宗教上の違いなど細かいことまで言い出すとキリがありません。全てを完璧にこなすことが出来る方は、そんなにいるものではありません。また、たとえ完璧に出来なくても、基本的なマナーをきちんと守っておけばさほど気にしなくても良いでしょう。
ここでは大人として最低限気をつけておきたい基本的な葬儀のマナーについてご紹介します。
スポンサードリンク
葬儀というのは、宗教によって焼香の仕方も違いますし、お供え物の種類も違います。弔問客としてのマナーで大事なことは、焼香の仕方うんぬんよりも、喪家側の気持ちを考えて行動することではないでしょうか。焼香後、遺族に長々と挨拶をされる方がいらっしゃいますが、他の弔問客もいらっしゃいますから、控えるようにしましょう。さらに、友人や知人を見つけておしゃべりを始める人を見かけますが、葬儀に来ているのだという事を自覚してほしいものです。
携帯電話の電源も切るか、マナーモードにしておくことは、常識ですね。それでも、時折、電話の着信音が聞こえる事があるのは、残念な事です。自分だけならば、大丈夫といった考え方は、なくしましょう。遺族にとって、大事な方を亡くした悲しみは、到底 図りきれないものです。遺族の気持ちを考えた大人の行動をとるようにしましょう。
また、小さいお子さんを連れて行くのは、身内でない限り、なるべくなら遠慮したいものです。どうしても連れて行かなければいけない場合は、葬儀がどういうものなのか、大勢の人が集まる場所でのマナーを教えてあげましょう。葬儀自体を経験することは、悪いことではないのですから。
昔は葬儀に関するマナーを調べる事は手間がかかっていましたが、今ではインターネットなどのおかげですぐに分かるようになりました。 「葬儀 マナー」などで検索すれば、たくさんのブログやホームページが見つかり、様々な情報を教えてくれます。 しかし、葬儀のマナーは昔からのしきたりなどが根強く残っている場合が多く、特に田舎に行けば行くほど、その特徴は濃い場合が多いようです。 本来でしたら、葬儀は年齢順におこなわれるべきであり、マナーは年配者を見て覚え、習った事を次の世代につなげてきたのです。 しかし都市部のほうになるほど、密葬や家族葬が増えておりそういった次世代への教えがなくなってきています。 家族だけで見送りたいというのもあると思いますし近所づきあいなどの横のつながりが薄くなっている現代社会では、仕方のないことかもしれません。 葬儀のマナーをあまり知らない場合でも、ホールで行う葬儀の場合は葬儀社が段取りを決めて進行してくれますので無事に葬儀を終わる事ができます。 葬儀社の数やホールの設備なども最近は充実しており、もしもの時の事を考えあらかじめここでと考えている場合もあるでしょう。 ホールで行う場合、世話係なども、ちょっとしたお手伝いをするだけで済む場合が多い事から、昔に比べ葬儀に詳しい方は少なくなってきているのではないでしょうか? しかし葬儀の段取りなどの詳しいことは分かっていなくても、葬儀に関するマナーに関しては最低限覚えておいたほうがよいです。ネットで調べたりもできますが、マナー本などを一冊自宅に常備しておくといざというときに助かるでしょう。 そして人生の先輩である年配者の方(身内やご近所に年配者がいらっしゃる場合など)に伺うのも良いです。きっと親身になって教えてくれるでしょう。
このサイトでは葬儀のマナーに関して様々なことをご紹介します。参考にしていただければ幸いです。
スポンサードリンク