参列者へのお礼の品である返礼品について

葬儀に参列した事がある方で、返礼品を受け取った方もいらっしゃると思います。返礼品は参列した方にお礼の品として渡すもので小さい箱に入っており地域の特性などで渡し方は異なってきます。受付の際に頂く場合や葬儀後に頂く場合があります。これは、弔問に訪れた方全員に、お礼の気持ちとして渡される品です。

ここでは葬儀のマナーとして参列者に渡す返礼品についてご紹介します。

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通夜や葬儀の返礼品は、茶葉やハンカチ、海苔などが多く、1000円程度のものが一般的です。なかには、返礼品を受け取るのを辞退される方がいらっしゃいます。しかし、返礼品の中には礼状も入っていて、喪家側のお礼の気持ちを表したものなので、頂いて帰るのがマナーといえるでしょう。また、香典を連名で用意した場合は、人数分頂くようにします。

地域によっては、香典返しを葬儀の当日にお渡しするところがあります。これを即日返しといい、2500円程度のものが配られます。葬儀の返礼品と同じく、海苔や茶葉の詰め合わせが多いようです。それ以上のお返しが必要な場合は、四十九日が明けてから、喪家側から香典返しが送られてきます。

また、葬儀の返礼品には、お清めの塩が入っています。塩で清めるとか、弱っている心を切り替えるため・・・などいろいろな言い伝えがあるそうです。しかし、浄土真宗は清め塩をしないというのがマナーです。浄土真宗の葬儀で、弔問客から「塩が入っていない」と言われることがありますが、決して間違いではありません。このような事も、葬儀のマナーとして知っておくと良いでしょう。

葬儀のマナーについて

昔は葬儀に関するマナーを調べる事は手間がかかっていましたが、今ではインターネットなどのおかげですぐに分かるようになりました。 「葬儀 マナー」などで検索すれば、たくさんのブログやホームページが見つかり、様々な情報を教えてくれます。 しかし、葬儀のマナーは昔からのしきたりなどが根強く残っている場合が多く、特に田舎に行けば行くほど、その特徴は濃い場合が多いようです。 本来でしたら、葬儀は年齢順におこなわれるべきであり、マナーは年配者を見て覚え、習った事を次の世代につなげてきたのです。 しかし都市部のほうになるほど、密葬や家族葬が増えておりそういった次世代への教えがなくなってきています。 家族だけで見送りたいというのもあると思いますし近所づきあいなどの横のつながりが薄くなっている現代社会では、仕方のないことかもしれません。 葬儀のマナーをあまり知らない場合でも、ホールで行う葬儀の場合は葬儀社が段取りを決めて進行してくれますので無事に葬儀を終わる事ができます。 葬儀社の数やホールの設備なども最近は充実しており、もしもの時の事を考えあらかじめここでと考えている場合もあるでしょう。 ホールで行う場合、世話係なども、ちょっとしたお手伝いをするだけで済む場合が多い事から、昔に比べ葬儀に詳しい方は少なくなってきているのではないでしょうか? しかし葬儀の段取りなどの詳しいことは分かっていなくても、葬儀に関するマナーに関しては最低限覚えておいたほうがよいです。ネットで調べたりもできますが、マナー本などを一冊自宅に常備しておくといざというときに助かるでしょう。 そして人生の先輩である年配者の方(身内やご近所に年配者がいらっしゃる場合など)に伺うのも良いです。きっと親身になって教えてくれるでしょう。

このサイトでは葬儀のマナーに関して様々なことをご紹介します。参考にしていただければ幸いです。

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