香典を包む袱紗(ふくさ)について

葬儀や通夜に参列する場合に香典を持っていかれる事と思います。では香典は何に包んでいくのでしょうか?葬儀のマナーとして香典は香典は袱紗(ふくさ)に包むものとしています。最近では、財布型の袱紗(ふくさ)もあり、入れて出すだけの簡単なものになっています。

ここでは葬儀のマナーとして香典を包む袱紗(ふくさ)についてご紹介します。

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ふくさに香典を包む場合は、中央に置いた香典袋の右・下・上・左の順にふくさを折ります。結婚式で祝儀袋を包む場合は、この逆で、左・上・下・右の順になります。

ふくさから香典を出す時のマナーも見てみましょう。受付の方の目の前で、ふくさから香典を出すのは失礼な感じがするかもしれませんが、そうではありません。マナーとして、受付の方の目の前でふくさをあけて、香典を差し出すのが正しいとされています。もちろん、香典袋の向きにも気をつけましょう。自分の方へ向けていたり、裏返っていないようにします。受付が無い場合は、遺族の方に直接手渡しても良いでしょう。

もしも、ふくさを持っていなくても心配は無用です。そんな時は、受付の前へ進み出る前に、あらかじめバッグから香典袋を出しておけば良いのです。家に小風呂敷があれば、それを使っても良いとされています。剥き出しで、持参するよりは格好がつくのではないでしょうか。

また、葬儀用のふくさの色は地味な色ならば問題ないとされていますが、ふくさで一番 一般的なものは、紫色のふくさです。一見、派手にも思えますが、これが一枚あれば葬儀にも結婚式にも使えます。もしも、お持ちでないのならば、一枚常備しておくと便利でしょう。数珠などと一緒に保管しておくことをお勧めします。

葬儀のマナーについて

昔は葬儀に関するマナーを調べる事は手間がかかっていましたが、今ではインターネットなどのおかげですぐに分かるようになりました。 「葬儀 マナー」などで検索すれば、たくさんのブログやホームページが見つかり、様々な情報を教えてくれます。 しかし、葬儀のマナーは昔からのしきたりなどが根強く残っている場合が多く、特に田舎に行けば行くほど、その特徴は濃い場合が多いようです。 本来でしたら、葬儀は年齢順におこなわれるべきであり、マナーは年配者を見て覚え、習った事を次の世代につなげてきたのです。 しかし都市部のほうになるほど、密葬や家族葬が増えておりそういった次世代への教えがなくなってきています。 家族だけで見送りたいというのもあると思いますし近所づきあいなどの横のつながりが薄くなっている現代社会では、仕方のないことかもしれません。 葬儀のマナーをあまり知らない場合でも、ホールで行う葬儀の場合は葬儀社が段取りを決めて進行してくれますので無事に葬儀を終わる事ができます。 葬儀社の数やホールの設備なども最近は充実しており、もしもの時の事を考えあらかじめここでと考えている場合もあるでしょう。 ホールで行う場合、世話係なども、ちょっとしたお手伝いをするだけで済む場合が多い事から、昔に比べ葬儀に詳しい方は少なくなってきているのではないでしょうか? しかし葬儀の段取りなどの詳しいことは分かっていなくても、葬儀に関するマナーに関しては最低限覚えておいたほうがよいです。ネットで調べたりもできますが、マナー本などを一冊自宅に常備しておくといざというときに助かるでしょう。 そして人生の先輩である年配者の方(身内やご近所に年配者がいらっしゃる場合など)に伺うのも良いです。きっと親身になって教えてくれるでしょう。

このサイトでは葬儀のマナーに関して様々なことをご紹介します。参考にしていただければ幸いです。

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